【投稿者:相澤舞香(27)】
これは去年、激しい雨が降った日の事でした。
私は会社に傘を忘れてしまい、自宅からの最寄り駅からの道を傘なしで歩かなければなりませんでした。
仕方なくバッグを頭の上で抱えながら走っていると一台の車が私の横を通り過ぎ、少し先で停車しました。
「あれっ?舞香?舞香じゃん。久しぶり!乗ってけよ!」
声をかけてくれたのは幼馴染の男でした。
「いいの?ありがとう。」
私は遠慮なく彼の車に乗り込みました。
お互い結婚もして彼には子どももいるけれど、こうして今でも遠慮なく助け合える、本当に昔から兄弟のように仲が良かったからです。
お互い結婚後も地元に住み、「腐れ縁」といっらいいのでしょうか。最近ではお互いの家族ぐるみでの付き合いもしていました。
私が仕事で忙しく会ったのは久しぶりだったのもあり、彼の家にあがることになりました。奥様と息子のタイキ君は不在で、家の中はシンとして雨の音だけが響いていました。
悪いとは思いつつ、シャワーをかりてあがると彼はココアを入れて待っていてくれました。ヒロにかりたトレーナーは大きくて温かい。
「体あったまった?」
「うん。ありがとね。な~んか優しくされると調子狂うな~」
笑いながら言ったのに、彼は黙っていました。
「…どうしたの?」
声に出し終わるか出し終わらないかのタイミングで、彼はいきなり私の手を握りながら唇を奪いました。
唇を強引に奪われて
なんとなく雰囲気でこうなってしまう事は私もわかっていたのだと思います。
私は彼が舌を入れてきても、胸を触ってきても、抵抗はしませんでした。
拒否をしない私に安心したのか、彼は脱がす時間も惜しむように興奮し、服の上からブラのホックを外してきました。
一気に体温があがってしまう気がします。
体の中心が熱くなるように私も彼を力強く抱きしめました。
彼は息も荒くなり、吐くたびに私の頬にが熱で暑くなります。
さっきまでの優しくて余裕のあるヒロは消え、必死に私を求める男の姿がそこにありました。
乳首を指先で転がされると、すぐに感じてしまいます。
「…っ、ぁあはぁ…んっ」
思わず漏れる声はよけいにヒロを興奮させたでしょう。
「舞香、お前綺麗だな・・。」
そう言いながらヒロは私の首筋に舌を這わせ、そのまま乳首を最初は優しく唇でくわえ、やがて舌で転がし、チュポッといやらしい音をたて吸いました。
幼馴染にまさかこんなことをされる日がくるなんて……。
興奮が期待に勝ってしまうと余計に興奮し、あそこはもうすでにぐっしょりとしていました。
下も脱がされパンツの上から優しく指を上下されると私の理性は既に飛びかけてどうにかなってしまいそう。
「ここも熱くなってるね。」
そんなことを言われたら恥ずかしくて恥ずかしくて……。
思わず顔を背けてしまいました。
パンツを脱がされ露わになった秘部をじっくりと見つめる彼。
左右の膝を持たれ足を開かれると、そこからは愛液が溢れてお尻の方まで伝っていくのがわかりました。
秘部をいやらしい手つきで撫でられ、指が中に入ると、体中が甘い電流に犯されました。
「ん…っ、あぁっ、あ…はぁぁんっ」
彼の手つきは優しくて、それだけでイキそうなのに今度は顔を近づけて激しく貪るように私の秘部を舐めまわしました。
激しくしたかと思えば、一気に柔らかい微動が襲う。
隆起した突起を甘噛みされると、普段はありえないのにそれだけでイってしまったのです。
(あぁ……まだ挿ってないし、不倫じゃないから……)
なんて都合のいい言い訳を考えても、これは立派な不倫です。
でも認めたくなかった、幼馴染とまさかの不倫。
でもそのことが余計に私、いえ、私たちを興奮させました。
結局その日、お互い罪悪感もあってか最後まではしませんでした。
でも帰り際に
「来週の日曜、嫁と子どもは実家行くみたいだから。」
とボソッと呟いたのです。
それが何を意味するのか私だって分かります。
ざあざあ降りの雨の中、そこにまだ残る熱を感じながら、今日の続きのことを考えながら私はおぼつかない足取りで家まで帰るのでした。
来週、夫に何と言い訳して彼の家に向かおうか考えながら。
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エッチな願望はここで発散!