【投稿者:志乃(30)】
大学の同期である夫とは結婚5年目。
職場から遠くなりましたが、半年前には念願のマイホームを購入しました。
「そろそろ子供も欲しいね。」
とも話していて、順風満帆な生活でした。
……あの日までは。
しかし、その出来事が未だに私を悩ませています。
それは痴漢に辱められてしまったこと。
それだけなら私はただの被害者です。
ですが…問題は私が人妻なのに痴漢に犯されて悦んでしまったことです。
普段から真面目すぎと言われていたのに…。
自分でもそう思っていた私のどこにそんな淫らな部分があったのか、自分自身が怖くて仕方ないのです。
あれは新居に引っ越して2ヶ月ほど経った、まだ暑い季節のことです。
新居になったことで私の通勤時間は1時間を超えるようになり、毎日満員電車に揺られての通勤となりました。
以前の家は職場まで30分程度で、電車もそこまで混まなくて楽だったのですが、これだけは正直なところ苦痛でした。
(いくら弱冷房車だからって、通勤時間くらい涼しくしてくれればいいのに。)
隣の人の汗ばんだ肌が触れる気持ち悪さはいつまで経ってもなれません。
そしてもう一つ、その電車内で頻繁に痴漢に遭遇していたのも悩みの種でした。
大人しそうな私は痴漢にとっては格好の餌食のようで。
毎日と言っていいほど狙われていました。
痴漢はいつも同じ人物とは限らないのですが、軽くお尻を触ってくるだけです。
手を払えば大体はやめるので、ちょっと面倒だと思うくらいで半ば私も諦めていました。
ところが、その日現れた痴漢は大胆でした。
原因は私にもあったのかもしれません。
私はいつも、長めのスカートやパンツスタイルで通勤しています。
ですが、夜に学生時代の友人に会う約束のあったその日は、少しオシャレをしていました。
普段より短めのスカートを履いていたため、狙われてしまったのかもしれません。
確かに痴漢のことは気にはなりましたが、
(人妻でもう30歳を超えた私に本気になる人はいないだろう。)
と甘くみていた部分は否定できません。
人妻は大胆な痴漢に目をつけられ…
その日、電車に乗り込むとすぐに痴漢が現れました。
車内の中ほどで吊革に掴まっていた私のお尻に手の感触が伝わってきます。
(今日も痴漢が来ちゃったか…。)
と思っていつものように手で払いました。
しかしこの日の痴漢はまったく意に介しません。
それどころかより強くお尻を揉むようになってきます。
私も抵抗はしますが声を出すことはしないのが悪かったんです。
その痴漢も、やめる気配はなくて、恐怖の時間が過ぎていきました。
そうしている内に次の駅となりました。
私は逃げるように電車を降りて車両を変えることにしました。
駅では大勢の人が降りますので、それに紛れてしまえば痴漢からも逃げられると思っていました。
しかし、痴漢の執念はそんなものではありませんでした。
逃げ切ったと思って私が安心していると、突然太ももにねっとりとした手の感触がありました。
驚いて下を向くと私の太ももに横から手が伸びています。
その手の先にはさっきの痴漢がいました。
さっきはチラッと見ただけで正確ではないのですが、間違いないと確信していました。
私はこの男にカモだと思われたようです。
痴漢は少し髪の薄くなった50代に近そうなおじさんです。
知らぬ顔で釣り広告を眺めていますが、その手が止まることはありません。
その間に太ももを触っていた痴漢の手はスカートをめくり、下着へと伸びていきました。
声を出さなければ思いつつも、ここで騒ぎを起こせば会社には遅刻ですし、何より恥ずかしいので…。
次の駅で今度こそ逃げようと思い、じっと耐えていました。
ところが不幸にもその電車は快速でしばらく停車しません。
足をギュッと閉じても強引に指が割り込み、私のアソコに近づいてきます。
(この痴漢……なんて大胆なの……?)
痴漢の手はやがて私の股間をなぞるようになります。
クニクニと動く指は、私の敏感なところで蠢きます。
股間をなぞられた時に私は少し反応している自分に気が付いていました。
(やだ…。なんで少し感じちゃってるの…?)
痴漢は真横から手を出しているのでそれほど激しい動きはできません。
ですがそのぎこちない動きが却って私を焦らすような形になってしまっていました。
痴漢に感じさせられるなど冗談ではありません。
私は人妻で、簡単に男性と関係を持つような女でもありません。
(もうすぐ次の駅に着くから…。早く逃げなきゃ…!)
ようやく停まった次の駅。
あれほど待ち望んでいた駅へ着いたのに、私は降りることができませんでした。
…それが全ての答えでした。
逃げようと思えば簡単に逃げられるのに。
さっきみたいに車両を変えればいいのに。
…でも私は降りることをせず、閉まるドアをただ見送りました。
乗客の入れ替わりを利用して痴漢は体勢を変えると、自然な形で私に密着してきます。
手を動かし易いポジションを取った痴漢は扉が閉まるとすぐに私を攻め始めます。
私の股間はもう湿っていて…。
下着の上からでもバレてしまっているのでしょう。
それに気が付いた痴漢は私をチラッと見るとニヤリと笑ってました。
すぐに痴漢は視線を外しましたが手は止まりません。
濡れた下着を食い込ませるように押しつけ、私の敏感な部分を刺激してきます。
元々感じやすい体質の私はそれだけで高まってくるのがわかりました。
この異常なシチュエーションと羞恥心も手伝い、太ももに汁が垂れてくるほどです。
(自分は人妻で夫がいる身なのに…こんな冴えないおじさんに犯されたくない…。)
思えば思うほど体は言うことを聞きません。
私の息は我慢していても乱れてきしまいます。
明らかに怪しげな動きをしている私たちに気が付いて、視線を向けてくる人も出てきました。
それでも誰も止めることはありません。
好奇の視線に気付きながらも、痴漢を拒むことができなかったのです。
そして、見られていることは私の興奮を増す材料になってしまったのでしょうか。
(やだ…やめて……。これ以上されたら…わたし………もう……!)
ついに私は電車内で絶頂を迎えてしまいました。
何とか口を抑えて声は出しませんでしたが、周りにはバレバレだったに違いありません。
次の駅に着き、痴漢はそのまま降りましたが私はまだ車内に残っていました。
ぐったりとする私を、周り男性は皆、私の方をチラチラ見ています。
中には股間を膨らませる高校生の姿もありました。
降り際に私のお尻を撫でていく人までも出てきます。
女性の中には私に軽蔑の眼を向ける人もいて、心までも凌辱された気分でした。
会社に到着してすぐにトイレに駆け込み下着を確認すると信じられないほどに湿っていました。
ドロリとした体液が私と下着を繋ぐように糸を引いています。
夫とのセックスでもこれほどまでに濡れてしまう事はないと言うのに。
ロッカーにあった替えの下着に履き替え仕事をはじめましたが、何だか気がきではありません。
(同僚の誰かに見られていたら…。)
何も知らないはずの会社の人までもが、私を「痴漢でイッた淫らな人妻」だと思っているように感じて、何だか具合が悪くなってしまいました。
結局その日は友達に会う気にもなれず、ビクビクしながら電車に乗って帰りました。
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エッチな願望はここで発散!