【投稿者:由佳(31)】
あれは27歳頃の頃だったと思います。
私は美容師をしており、当時勤めていた店舗から独立して軌道に乗った頃でした。
店舗としてマンションの一室を借りた小さな小さなサロンですが、完全予約制とした事でのんびりと仕事ができるため、とても充実した日々を送っていました。
手応えを感じ始めた頃、リピーターの中にTさんという方がいらっしゃいました。
Tさんは30代後半の方で、ある事業に成功した事で裕福な生活を送っている方でした。
話も上手で楽しい時間を過ごせる事に加え、事業成功に向けたコツをアドバイスしてくれたり……。
カット中は少しだけエッチな冗談をする程度には仲良くなり、恋愛感情こそありませんでしたが私にとって大切な人になっていました。
これは余談ですが、いつも料金を上乗せして支払ってくれたりと、収入の面でもありがたい存在でした。
そしてある日、Tさんの予約が入っている日が来ました。
午後からの予約でしたので、その日は少し楽をしようとTさんで店を閉める事にしたのです。
いつものように談笑しながらのカット。
そんな時、彼がある話題を振ってきました。
「実はさあ……仕事で繋がりのある子が援交してるらしくて――」
彼が言うには、仕事で取引のある女性が援助交際をしている事を知ってしまったという事でした。
「ねえ、由佳さんもそういう事の経験あるの?」
「あるわけないじゃないですかー(笑) そんな風に見えます?」
「それは見えないけどさあ……。さっき話した子も至って真面目な感じなのよ。」
もちろん私は援助交際の経験はありません。
少し派手目な感じにはしているものの、それは職業柄の事。
彼氏は今まで何人かいましたが、性に関しては人並みといった感じだったと思います。
「へぇー、そうなんですかあ…。人は見かけによらないですしね。」
「本当にね、参っちゃったよ。……ちなみにさ、由佳ちゃんがそういう事するなら、いくらならしてもいいかなって思う?○万円くらい?」
彼の言葉に、私は冗談めかして答えます。
「○万円?ええー?安くないですか…?せめて○○万円は貰わないと話になりませんね。」
「○○万円!?……自己評価が高すぎるんじゃないですか?」
「ちょっと…酷くないですか?変に切っちゃいますよ?」
私をからかうTさん。
彼の冗談に答えながら、思い切りふっかけた金額を言ったことを覚えています。
「――おつかれさまでした。」
カットが終わり、代金を受け取りました。
普段ならこの後、封筒に入った「割増料金と称したお小遣い」を頂けるのですが、その日は少し違いました。
彼はバッグの中から封筒を取り出すと私に渡したのです。
見ただけで分かる厚さ。
持って分かるずっしりとした重さ。
見た感じでは、明らかにお金ではないようでした。
いつもと違う物を渡され戸惑う私でしたが、Tさんに促されるままに中を覗いたところ、想像もしていなかった物が入っていました。
……それは、分厚いお札の束だったのです。
「えっ?これは……?」
戸惑う私に、彼はこう言いました。
「何だと思う…?」
お小遣いにしては多すぎる金額です。
答えられない私に、彼は言いました。
「これで……由佳さん、買われてみない?」
私はハッとしました。
さっき冗談で答えた金額。
軽く見積もっても、それの倍以上を手渡されたのでした。
「えっ…?冗談です…よね?」
半笑いで封筒を持つ私の手に両手で握ってきたのです。
「欲しいでしょ?…それともいらない?」
「それは……」
もちろん欲しく無い訳はありません。
貰えるものなら貰いたいのが本音でした。
(えっ…どうしよう……。一回だけなら……ううん、でもこんなに……。)
俯きながら返事に困る私の肩に手を回した彼。
そして、彼に連れられスタイリングチェアの後ろに立たされました。
大きな鏡に映るは、困り顔の私。
Tシャツにジーンズといったラフな服装で、挙動不審に視線を動かしていました。
こんな時なのに「今日の下着はどんな物を付けていたっけ?」などと考えてしまっています。
……明らかに心が揺らいでいる私の耳元で彼が囁きます。
「……いいよね?」
「……えっ…と……。これ……本当に……?」
「それは、もちろん。」
彼の言葉に、私は俯いたままコクリと頷きました。
仲がいいとはいえ、好きでもない男の人に抱かれる事には抵抗があります。
ですが、目の前にチラつかされたお金の力には叶いませんでした。
「それじゃ、早速……」
「っ!待って……あの、お風呂に……。」
「入らなくていいよ。そのままで。ほら、こうして……」
スタイリングチェアの背もたれに、封筒を握ったままの私の手を付かせた彼。
鏡にはTさんに腰を突き出した私の姿が写っていました。
彼は私の腰に手を回し、多い被さりながら私のベルトを解き、ジーンズのボタンを外しました。
「やっ…でも……恥ずかし……。」
言い終わる前に、私のジーンズは下着を巻き込みながら足首まで下ろされたのです。
「あぁっ……!そんな…いきなり……。」
人妻の私が鏡の前で辱められて…
片手でアソコを隠そうと手を回しましたが、彼はそれを許しませんでした。
「ほら、よく見せてよ…。ここから手を離さないで。」
再び両手を背もたれに付かされては下半身を隠す事も出来ません。
そんな私に追い打ちをするようにTシャツをブラジャーごと捲りあげられてしまい、殆ど裸の身体が鏡に写っています。
前かがみになっているため、どうして胸が強調されてしまいます。
乳房をわざとらく手の平で持ち上げながら彼は言いました。
「前からスタイルいいとは思ってたけど、凄く綺麗な体つきしてるじゃないですか…。」
確かに普段から体型には気をつけていましたし、スタイルがいいと言われることが少なくありませんでした。
褒められて悪い気はしませんが、それで恥ずかしさが消えるわけではありません。
「ありがとうございます」と小さな声で答えるのが精一杯でした。
胸を鷲掴みにされながら乳首を弄られているうちに、少しずつ感じ始めているのが分かります。
触って確認することはできませんが、間違いなくアソコは濡れてしまっている自覚がありました。
固くなった乳首を触られながら、お尻を撫で始めたTさん。
「脚、もっと開いて。」
(ついに触られてしまうんだ……)
足首のジーンズが邪魔をしているため、O脚のように広げるしかありませんでした。
凄く間抜けなポーズになってしまい恥ずかしかった事を覚えています。
そして、窮屈そうに広げた脚の付け根に彼の指が近づいてきました。
「あっ……」
彼の指の感触で、私のアソコは恥ずかしい程に濡れてしまっているのが分かります。
アソコを開き、ぬるぬるした液体で指を纏い、私のクリトリスを探り当てたのです。
「ふっん…ふぅっん……」
口から漏れる吐息が荒くなるのを感じ、なるべく平静を装いたかったのですが、与えられる快感が溢れ出てしまいます。
「由佳さん…めちゃめちゃ濡れてるじゃないですか…。」
「恥…ずかし……いので…あまり……言…わないで…下っさ…い……っ」
「……気持ちいい?」
「…んっ……いい…です……」
私の反応を楽しむ彼。
一通り私の身体を味わった頃、後ろからベルトを外す音がしました。
(……あぁ…。ついに入れられちゃうんだ……)
そろ頃には、もう抵抗はありませんでした。
アソコの穴におちんちんの先が押し付けられているのが分かります。
焦らすように穴の周りをなぞり、遂に私の中に入ってきました。
「あぁん…あぁう…ん…はぁ…あっい…ぃいぃぃん…うぅ……」
私の声と、2人がぶつかる音がリズミカルに響き、それに合わせて私の胸が前後に揺れているのが鏡に写りました。
私の腰を掴みながらおちんちんを出し入れするTさん。
(まさかこんな事になるなんて……)
受け取ってしまったお金を握り締めながら、私は久々のセックスの快感に溺れ始めました。
相性がいいのか…原因はわかりませんが、彼から与えられる快感はとても魅力的でした。
「あぁ…んんっ……!い……きぃま…ぁすぅぅ……いきぃ…ま……すぅう…ぅぅ」
お金で買われながらイッてしまった私。
そんな私に満足げな視線を送りながら、彼もまた私の背中に精液を浴びせたのです。
――その後、私は別の男性と出会い、その方と2年程前に結婚しました。
サロンは今でも続けており、忙しすぎない程度にはお客様に来て頂いています。
……そして、Tさんとの関係は結婚した今でも続いています。
あの日から来店する度に私の身体を買い、何度も私の身体で果てていくのです。
それは私が結婚し、人妻になった今でも……。
次のTさんの予約は3日後。
この日もきっと私を……。
夫には絶対に知られてはいけない、私たちの関係です。
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エッチな願望はここで発散!