【投稿者:中村七海(30)】
私と夫は短大の頃から付き合っていて、卒業と同時に結婚し主婦となりました。
それからずっと一緒に暮らしているのですが、十年も経つと二人の関係は冷え切り、子供がいないこともあって一緒にいても会話すらない日々が続いていました。
でも、ずっと主婦だったので働いたこともない私は金銭的な理由から離婚することもできず、その鬱屈を吐き出すように万引きに手を出してしまったのです。
(万引きなんて…とんでもないことをしてしまった……)
家に帰り、私は初めての万引きの罪悪感に襲われましたが、その直後にチャイムが鳴ったんです。
やってきたのは近所に住む大学生でした。
彼は道で会うと挨拶を交わして、たまに世間話をする程度の仲だったのですが、こうして訪ねてきたのは初めてで酷く驚きました。
れど、彼は普段と変わらぬ爽やかな笑顔を浮かべていたので、私は不信感を抱くことなくドアを開けてしまったのです。
「こんにちは、奥さん」
「こんにちは。うちに来るなんて珍しいわね。今日はどうしたの?」
すると先ほどまで浮かべていた爽やかな笑顔は消え、にやりと加虐的な笑みで彼は私を見ました。
「奥さん、さっきお店で万引きしてましたよね?」
「な、何のことでしょう」
「しらばっくれるんですか? なら、証拠を見せてあげますよ」
そう言って彼が見せたスマホには、私が万引きした瞬間、それも商品をバッグに入れた証拠が映っていたんです。
もう言い逃れが出来ないと察した私は、どうか万引きのことは誰にも言わないでほしいと懇願しました。
すると彼は、誰にも万引きの事は言わない代わりに肉体関係を要求してきたんです。
弱みを握られた私は、それを受け入れるしかありませんでした。
寝室に入り込むと、彼は私を後ろから覆いかぶさり、そのまま私の胸に乱暴に触ってきたんです。
私は「いやっ」と逃げるように身をよじりましたが、すぐに抑えつけられてしまいました。
「暴れないでくださいよ、旦那さんにバレたくないんでしょう?」
それを言われたらもう何も言えなくて、あとはもう、されるがままでした。
胸を乱暴に揉まれたり、スカートの中に手を入れられ下着越しにアソコを刺激されたり。
彼の愛撫は荒いものでしたが、旦那との夜の生活が途絶えていたせいか、欲求不満だった私の身体は徐々に反応し始めてしまったのです。
「はあ……ん、あ」
「声、抑えられなくなってきましたね」
「いや、言わないでぇ……」
やがて乱暴だった手つきは徐々にゆっくりと優しい物へと変わっていき、ますます声を我慢できなくなります。
いつの間にかブラジャーは外され、愛撫も揉みしだくだけではなく、乳首を軽く押しつぶしたり、乳輪を撫でたりと、多様になっていきました。
夫のセックスは愛撫が少なく、胸をここまで触られたことのない私は、胸だけでここまで感じてしまうのかと驚いたのを覚えています。
「乳首、硬くなってきましたね」
彼はそういうと、両乳首を指で掴んでひっぱりました。
「だめぇ! ひっぱらないでぇ!」
私は痛みと気持ちよさで声を上げましたが、それで止めてくれる彼ではありませんでした。
容赦無く胸を刺激され
「主婦の癖に、いっつも会うたび会うたび、でかい胸見せつけてきて。旦那さんだけじゃ満足できないから俺を誘惑してたんでしょう?」
「そ、そんなこと、してません……!」
「あ、それとも旦那さんに相手されてなくて寂しかったんですか? それで万引きを? いいですよ、俺が慰めてあげますから」
勝手なことを言わないで!
そう叫びたかった私ですがますます激しくなる愛撫に翻弄され、そんな余裕はなくなってしまいました。
右の胸を強く掴んだと思ったら左の乳首を優しく潰し、左の乳房をひっぱったと思ったら右の乳輪を柔く揉む。
私はもう抵抗する力もなく、シーツの上で体を跳ねさせることしか出来なくなっていたのです。
けれど、彼はこれだけで終わってくれませんでした。
おもむろに顔を胸に近づけると、胸をなめ始めたのです。
ねちっこい動きで私の乳首を味わう彼の舌に、まるでもっともっととせがむように乳首が立ってしまうのを私は止められませんでした。
そのうち、胸を揉んでいた彼の手はいつの間にか下着の中に入り込んで、私のあそこを撫でたのです。
ぐちゅりと濡れた音がして、彼はおかしそうに「濡れてる。感じてるんですね」と笑い、私は恥ずかしさで体中が熱くなりました。
下着にシミが出来ているのは、観るまでもなく理解出来ました。
その濡れた感触を下着の上から確かめるように、何度も指を往復させていた彼ですが、ついに手を入れて指を一本、私の中に入れたのです。
痛みを感じたのは最初だけで、ゆっくりと動く指は、私をより深い官能へと落としていきました。
「だめ、だめ、だめぇ!」
「何言ってるんですか。万引きなんてした自分のせいでしょ? それに、奥さんはやだやだ言ってるけど、体は『もっともっと』って、欲しがっているじゃないですか」
彼の言う通りでした。
夫との行為もなく、すっかり女の悦びから遠ざかっていた私の体は、久しぶりに女として愛され、悦んでいました。
もっとこの若い雄から求められたいと、この快楽を貪りたいと叫んでいたのです。
それは、もう私自身にも止められるものではありませんでした。
彼の指は何度も私の中で出し入れをされていきます。
最初は一本だった指も、徐々に二本、三本と増えていき、私の体をめぐる快感も強くなっていきました。
夫以外のペニスが私の中に…
「俺ももう我慢できない」
彼はそういうと、前を寛げました。
そして私の目に飛び込んだのは、夫の物とは比べ物にならないほど大きくて立派なペニスだったのです。
赤黒く立ち上がったそれは波打っていて、彼も心なしか息が荒くなっていました。
私の姿を見て興奮している。
そう思うと、何故だか嫌悪感が沸いてくることはありませんでした。
けれど、このことが夫にバレたら離婚される。そのことが私の理性を繋ぎ止めたのです。
逃げなきゃ。
そう思ったのに体は動かず、ついに彼のペニスが私の中で突き立てられました。
「ああああ」
痛みはありませんでした。
けれど、久しぶりのその感触は私の体に強い衝撃を与え、頭が真っ白になり夫のことなど消えてしまったのです。
気づくと私は、彼の動きに合わせて腰を揺らしていました。
ですが彼の「中に出しますね」の一言に私は我に返ったのです。
「待って、それだけは止めて!」
そう叫んでも、彼は止まってくれませんでした。
それどころか、ますます動きが激しくなったのです。
「お願いだから、止めて! 中だけは! だめ…!」
中に出されるのだけは回避しようとした私ですが、彼にがっしりと腰を掴まれ逃げることも出来ず、そのまま中に出され、万引きをした報いを受けてしまいました。
それからというもの、週に一度、私は彼に抱かれています。
弱みを握られて仕方がなく、と自分に言い訳をして、望んで彼に体を差し出しているんです。
もちろんあれから万引きなんてしてません。
だって、それ以上に刺激的な事を見つけてしまったのですから。
代わり映えのない主婦の生活の中で、彼との関係は背徳的で甘美で、この関係がいつまで続くのかわかりませんが、当分止められそうにありません。
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エッチな願望はここで発散!