【投稿者:みおり(30)】
趣味のサークルで知りあった夫と結婚して3年。
子供がいないこともあり、いまだに週末にはデートをする仲の良い夫婦です。
私は小柄なうえ、自他共に認める真面目な性格のためとても地味な印象を持たれやすいのですが、夫はそこを美徳だと言ってくれています。
友達は人妻になってから私にも少し色気が出てきたと言いますが、自分ではそんなことはわかりません。
ただ、その色気も夫が喜んであれば良いかなと思っており、愛する夫を裏切る不倫などまったく考えたこともありませんでした。
私の仕事は法人向けの社内システムを受注する営業です。
正確には複数のメンバーで構成されるチームの中の営業フォローの立場ですです。
社歴も長くなってきたことで簡単な内容であれば1人で客先に向かうこともありました。
私が不倫関係を結んでしまったのが、その客先での担当さんでした。
最初は先輩社員と共に新規の受注をして、会社としてのお付き合いが始まりました。
良い人に思って安心していたら先方の担当さんはとても良い人で応対も穏やかです。
先輩社員が私が結婚してから使っている
「こいつ見た目は固いですけど人妻で」
というセクハラまがいのネタも不快にならない程度に笑って、私も好印象を抱いていました。
なので会社も私もここであれば1人で行っても問題ないと判断していまいした。
しかし私が1人で通うようになると少しずつ態度が慣れ慣れしくなってきました。
最初は打ち解けてきた証拠だと思ったので好意的に受けとめていたのですが、昼食に誘われて受けた時からがおかしくなりました。
社内ではさすがにまずいと思って自制していたのか、急に私のプライベートについて根ほり葉ほり訊いてきます。
それくらいであればまだ話せるのですが、
「不倫したいと思ったことはないのか」
や
「人妻に興味あるんですよね」
と言われるとこの人は危ないのではないかと思えてきます。
しかしそんなことは会社に言えずに、ズルズルと通い続けた結果、ついに関係を持ってしまいました。
お酒を飲まされてその日は発注を受けていたシステムの完成の目処が立ったので、軽い打ち上げも兼ねた懇親会でした。
私のプロジェクトチームのメンバーもいるので安心していましたが、会が始まり砕けた雰囲気になってくると担当さんは私に近づいてきました。
私のさりげなく距離を置こうとしましたが、上機嫌な先輩もそこに座って逃がしてくれません。
私もこれは仕事だと自分に言い聞かせ、仕方なく付き合うことにしました。
結局、どんどんお酒を勧められて飲んでしまい久しぶりに酔ってしまい、結果的に相手の思惑にハマってしまう形となりました。
懇親会の雰囲気も緩み始めた頃、男性陣は連れだって2次会へと向かいました。
私は来なくて良いと言われたので女性のいるお店で接待をするのでしょう。
一人になった私はホッとしながらタクシーを拾って帰ることにしました。
しかし、タクシーに乗った瞬間滑り込んでくる人がいます。
そう、問題の担当さんです。
取引先にホテルに連れ込まれて
思わず声を出しそうでしたが
「送ります。」
「いえ、一人で大丈夫ですから…。」
「でも、そんなに酔っ払って危ないですから。ね?」
と有無を言わさぬ口調で言われて、判断が鈍った私は従ってしまいました。
タクシーに乗ると急に眠気が襲ってきます。
そしてそれがいけませんでした。
うたた寝から目覚めると、気が付けばラブホテルの前にタクシーは止まっていました。
「さ、着いたよ?」
当たり前のように私腕を引かれてそのまま入ってしまっていました。
(逃げなければ……。)
と頭ではわかっているのですが…。
うまく体が動かなかった事、そしてエレベータの中で強く抱きしめられ逃げる事もできず、流されてしまいました。
不倫なんて絶対にしたくないという理性がありながらも私は抵抗することができません。
部屋に入るとすぐにキスをされました。
夫以外の男性とキスをするなど人妻となって初めてのことでしたが、異様なシチュエーションに興奮したことは否定できません。
「だめ…お願いです…やめてください……。」
彼の胸を必死に押し離れようとしましたが、彼は私の気持ちを置いたまま服を脱がせていきました。
彼は私の体を弄び、全身を楽しんでいるだけの状態でしたので引きかえすことはできました。
しかし私は夫とは違う攻め方をする相手にそのまま身を委ねたい気持ちもありました。
不倫を望んでいないはずの自分の、どこにそんなはしたない願望があったのでしょうか。
いつの間にか声を出して感じてしまっていました。
私の反応に満足した相手は自分のものも触るように指示してきます。
目の前に大きくなったものを出された時にはもう目を背けることはできませんした。
相手に言われるままに咥えて、奉仕します。
ダメだと思えば思うほど、自分が濡れているのもわかっていました。
ほどなくして相手は私を寝かせると、そのまま迷うことなく挿入してきました。
「簡単に入るほどに濡らしちゃって……。見かけによらずスケベなんですね…?」
私をわざと辱めるような事を言われ、私は後悔が急に押し寄せました。
セフレにかけるような、性欲だけの愛情のないセリフ。
そんな言葉を投げかけられる女に堕ちてしまった事に思わず涙ぐみました。
ですが、それも相手にとっては人妻を征服したという興奮材料にしかならなかったようです。
挿入されてしまった私も、もうあとは快楽に溺れるしかなく、思う存分犯され、その度に声をあげていました。
酔っていた事もあり、何をされたかは朧げにしか覚えていません。
ですが、枕元に残されたコンドームの空を見るに、何度も何度も私の体を貫いたようでした。
酔いも少し覚め、すべての行為が終わったあと、私は急いでシャワーを浴びて体の穢れを落とそうとしました。
しかし心まで汚れてしまった私はもう元には戻れませんでした。
私との行為に満足した相手はその日は帰してくれましたが、その後も不倫関係は続く事になってしまいます。
恥辱にまみれた私でしたが、そのことで自分の本性が引き出されてしまったのかもしれません。
次にその担当に仕事であった時に、私はあの日のことを思い出して落ち着かない気持ちでいました。
そしてそれを見抜かれて、帰り際に耳元で
「またしましょう。」
と囁かれた時、嫌悪感の奥に潜んだ悦びに気づいてしまったのです。
身が堅いと自負していた私でしたが、女としての悦びを知り完全に堕ちてしまった自分に気づいてしまいました。
今でも夫のことは愛していると自信を持って言えます。
そうでありながら私は違う男に抱かれることを求め、何度も体を許してしまっているのです。
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エッチな願望はここで発散!