もぞもぞと男はベッドから体を起こした。
覚悟はしていたが、男もまた裸だった。
「んー……どこから話そうかな。」
男はぽつぽつと話し始めた。
昨日友人たちと飲んでいて解散し、一人で飲もうと入った店に私がいたそうだ。
カウンターで隣になり話をしているうちに盛り上がり、男の部屋に帰宅。
そしてその後は男に抱かれたと……。
「そんなはずないでしょ!きっと無理やり……」
「そんな事ないって。本当に全然覚えてないの?セフレになるって言ったことも?」
「セ…セフレ?私がそんな事言うはずないじゃない。ありえない!」
男は心底困ったような顔をして答えた。
そして「それじゃ、これなら信じる?」とスマホを手に取り、一つの動画を私に向けた。
その画面に映っていたのは…男に抱かれている私だった。
それも恥ずかしいほどに乱れている姿だった。
盗撮を疑う余地もない。
カメラを見つめながら男の股間を口いっぱいに頬張っていた。
「じゅぶ…じゅぷっ……ちゅぱ……んふぅ…」
根本まで咥え込み、舌で筋の部分を舐めあげ、軽く喘ぎながら先端にキスをしていた。
夫へのフェラでもこんなに大胆にした記憶はない。
恥ずかしいほどに発情しきった顔で咥えていた。
「あぁん……こんなにセックスでイカされたの初めて…」
「ねぇ…また元気になったから……。お願い……挿れて…?」
無理やりを疑う余地もない。
自分から男を誘うように大きく足を開け、指で入り口が見えるほどに広げている。
もうセックスした後なのだろう。
私の入り口は軽く開き、淫らにテカっている。
そして何度目かの挿入を懇願していた。
「もういっぱいイッたでしょ?俺も3回は出したし…続きは起きてからしようよ」
「えぇ…お願い…あと一回だけ…ねぇ……」
「そんなに欲しいの?じゃぁ…俺とセフレになっちゃう?」
スマホの中の私は少し悩んでいた。
「セフレ…?だって、夫がいるし……」
「バレなきゃいいじゃん。どうせもうセックスしちゃったんだし、大して変わらないって」
「……うん、じゃぁ…なる……。セフレになるから…ね?お願い…挿れ…て……?」
自分が恥ずかしくなるほど甘えた声。
夫にどころか、こんなに積極的に男の人を誘った事なんて一度もないのに…。
それも不倫で名前も知らない男を求めるだなんて……。
「じゃぁ、今からもう1回だけしよっか。」
「うん、うれし…ぅん……んぁぁ…挿ってくるぅぅ」
ここで私はスマホに手を伸ばし画面を隠した。
もう無理やり犯されてはいないと言うことは十分にわかった。
それどころか男よりも私の方で求めていた事も……。
「ね?違ったでしょ?」
私は謝ることしかできなかった。
でもそれは別として、この動画を消して貰わなければならない。
なんとか消してもらおうと男に頼むが、一向に応じてくれない。
しばらく男は考えていたが…男は条件付きで消してくれる事を約束してくれた。
「じゃぁ、改めて俺のセフレになるって約束してくれたら消してもいいよ」
確かに昨日の私は望んでセフレになると言ったけど、それは酔っているからだ。
素面なら絶対にそんな約束はできない。
でも、このまま帰ったらセックス動画は決して消えることは無い。
私に選択肢はなかった。
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エッチな願望はここで発散!